顔面神経麻痺の症例 55歳男性(木更津市)

目覚めると、顔左半分がほとんど動かない状態。
麻痺側の眉毛が下がり、まぶたは瞬きができず、声を出せば健常側に引っ張られるため、
「ひょっとこ」のような顔になり、マスク無しでは人前に出られない、重度の麻痺状態。

翌日、地元の脳神経外科を受診したところ、ベル麻痺と診断され、
ステロイド剤とメチコバールを処方されるた。
外科通院と投薬だけで、1ヶ月経過しても目立った改善はなかった。

念のため、大学病院の耳鼻咽喉科で、筋電図の検査をしたが、
麻痺側でほとんど反応が出ておらず、顔面神経スコアは12点。
「回復までの期間ははっきりと言えない」と言われる。

明日香治療院での治療を始めたのは、ちょうどこの頃。
週2回のペースで治療して、はり治療後、今まで動かなかった部分が少しずつ動き出すことを実感。

5ヶ月後、大学病院の筋電図検査では、麻痺側の反応が64%まで出た。
スコアも厳しくつけて26点ということで、「こんなによくなるとは」と大学病院の先生が驚く。

その後も順調で、自己評価で80点以上に回復したとのこと。
7ヶ月後、最後の筋電図検査で、大学病院での経過観察が終わるのを機に、
約半年続けたはり治療も終わることに。

■初日
01

■7ヶ月後
02

03

投稿日時:2015年02月23日

カテゴリー:ブログ ,顔面神経麻痺の症例

«

»

このページの上へ